今回は、30cmキューブ水槽でミドリイシ飼育の経過報告です。
↓ 前回(飼育1ヶ月後)の記事
タイトルでネタバレしてますが、白化しました・・・。(泣)
ミドリイシの様子
事の発端は、前回の記事(1ヶ月後)の様子から4日後の朝
下の方が薄皮を剥がしたように白くなっており、
もしかして・・・と戦々恐々としておりました。
そして、その日の夜
明らかに、白化が広がっています。。。
エメラルドグリーンクラブが削ったのでは? と少し疑いましたが、褐虫藻を食べる習性は無いのと、その後の様子を見るに冤罪でした。
1日後の朝
みるみる白化が広がっていきます。
2日後の朝
これはもうダメだな・・・と思いましたね。。
2日後の夜
威嚇エメラルドグリーンクラブ君とカクレクマノミ
4日後の朝
ほぼ全滅・・・。
6日後の夜
白化した部分から茶コケが生え始めました。
17日後の朝(現在)
完全に白化してしまいましたが、形は残っているのでひとまずはそのままに。
考察
ミドリイシを飼育するための条件を満たしているとは言えない環境での無謀な挑戦でしたが、導入後1ヶ月までは問題なく見えていたのに、ここまで急激にダメになってしまう物なのかと正直ショックでした。。
早期に先端を切り出せば一部は助かった可能性もありますが、作業する時間が取れなかったのと水質が原因であれば、どのみち助からないので・・・。
ミドリイシの難しさを身をもって体感したわけですが、ダメになった原因を少し考察。
(1) 硝酸塩が高かった?
少し前に測定した硝酸塩は1%以下で、ギリギリ許容範囲だと思っていましたが、ギリギリ過ぎて耐えられなかったか、(測定出来てませんが)高くなっていたか。
(2) 水温が高かった?
水槽クーラーは使っておらず、エアコンで室温管理をしているのですが、海水水槽は機材が多いため発熱により水温が上昇しやすく、26℃を超すことがありました。また、温度変化も激しかったかもしれません。
(3) 栄養不足だった?
ミドリイシは特にカルシウム、マグネシウムが必要と言われていますが、それ用の添加剤は使っておらず、人工海水による週1回の水替えで補っていましたが、足りなかったか。
(4) 感染症などの外的要因?
詳しくないのですが、感染症や害虫なども可能性としてありえるか。ただ、見た目上そんな雰囲気は無かったです。
飼育環境
どんな飼育環境だったか参考程度に残します。
- 水槽: ADA キューブガーデン30×30×30
- ライト: volxjapan Grassy LeDio RX122 Reef
- 外部フィルター: エーハイム クラシック2213
- 外掛けフィルター: GEX 簡単ラクラク パワーフィルター S ※珪酸塩吸着剤収容
- プロテインスキマー: ゼンスイ QQ1
- 殺菌灯: カミハタ ターボツイストZ 9W
- ヒーター: エヴァリス オートヒーター ダイヤルブリッジ R100AF
- 水流ポンプ: ピコ エボマグ+回転式ディフレクター
- 人工海水: ライブシーソルト
- 添加剤: デルフィス I + Com1 + Com2
- 水替え: 週1回の1/3水替え
まとめ
30cmキューブ水槽で初めてのミドリイシ飼育は失敗に終わりましたが、これも一つの経験なのかなと思うことにして、今後のサンゴ飼育に活かしていきたいと思います。
それではまた。