前回、海水30cmキューブ水槽のコケ対策にエメラルドグリーンクラブをお迎えしたわけですが、ここにきて新たな問題が発生しました。
それは「コケを駆逐しすぎてエメラルドグリーンクラブの餌がなくなったのではないか」ことです。
正確には目に見えない生え始めのコケを食べているのかもしれませんが、それで足りているのかは、魚と違ってお腹の膨れ具合で見えるものでもないのでわかりません。
このまま餓死したり、サンゴや他の生体に手を出したりするのもマズイので、餌を与えることにしました。
↓ お迎え時の記事
餌付けの問題
ここで問題になるのが、先住民のカクレクマノミとホワイトソックスです。
粒餌を与えようものなら、この2匹のどちらかが一瞬で奪い取っていきます。
ホワイトソックスをお迎えした当初は、カクレクマノミに餌を奪われないか心配していましたが、現在ではご覧の通り逆水面走りを習得し、餌を奪い合う仲になりました。(笑)
与える餌
そこで、他の方のブログを参考に与えてみることにしたのが
乾燥ワカメ (つまり増えるワカメ)です。
ひと欠片を取って水に浸します。
いつ見てもすごい膨張率
エメラルドグリーンクラブの隣に置いてあげます。
写真が分かりづらいかもしれませんが右上に張り付いています。
しばらく待つと、ちゃんとワカメをつかんで齧っていたので、餌として認識してくれていました!
後日、ピンセットで手渡しも可能になりました。
これでエメラルドグリーンクラブの餌問題は解決したと思います。
乾燥ワカメの良い所
(1) 他の生体に取られない
正直これが一番大きいです。エメラルドグリーンクラブは草食性が強いので海藻類を食べますが、カクレクマノミ、ホワイトソックスはつつくくらいはしますが、食べるまではいきません。
(2) コスパが良い
例えば、1袋16g 350円くらいで売っていますが、1年で使い切らないと思います。
(3) 水を汚さない
粒餌のようにつぶれて舞ったりしないので、水を汚さないのも見逃せないメリットです。(元々海にあった物ですしね)
そんなわけで、エメラルドグリーンクラブの餌付けには、乾燥ワカメ(増えるワカメ)がおススメです。
おまけ
話は変わりますが、エメラルドグリーンクラブがマガキガイに付いたコケをむしり取っている現場を目撃しました。(やはりキミが犯人でしたか)
マガキガイはちょっと迷惑そうにしてますが、中身が食われなければ、まあ許そう・・・。
カメラを近づけたら、思いっきり威嚇されました。(笑)