海水30cmキューブ水槽にいるエダコモンサンゴの先が一部溶け始めました・・・。
購入から2か月ほど経ち、問題なく育成できていると思っていましたが、枝の先が何本か削れていっている感じです。
原因は不明ですが、考えられることは、光、水質、水流のいずれかが合わないということでしょうか。
隣のコモンサンゴは問題ないので、育成環境がかけ離れているということは無いはず。
すぐに確認できそうな水質から確認することにしました。
理想値は以前レッドシーのページで算出した以下の値です。
塩分濃度、硝酸塩、リン酸塩はちょうど上記と同じくらいの値でしたが、カルシウムとマグネシウムは測ったことがないことに気付き、骨格が溶けるということはカルシウムが足りないのでは?と思いました。
まずは測定しないと始まらないので、「マリンテストキット カルシウム」と「マリンテストキット マグネシウム」を購入して、使ってみます。
手順はちょっと複雑ですが、色が赤から青に変わるまでに試薬を何滴使ったかで測定します。
こちらはカルシウムの手順ですが、マグネシウムもほぼ同じです。
測定結果は
カルシウム(Ca): 405ppm (理想値: 450ppm)
マグネシウム(Mg): 1450ppm (理想値: 1350ppm)
カルシウムが不足しているようでした。
これが溶ける原因かは不明ですが、今後の方針としてはカルシウムの補充になりそうです。
既に溶けてしまった箇所は戻らないと思いますし、逆に侵食する可能性もあるため、普通のニッパーでカットしておきました。
それではまた。
↓ 対策編