海水30cmキューブ水槽のリセットを行いました。
その過程を紹介します。
↓ リセットするに至った理由と準備
①サンゴ砂の準備
今回は「ばくとサンド スモール 1リットル」を使用しました。
charmさんで販売されている最初からバクテリアが定着しているライブサンドです。
これを選択したポイントとしては
- ライブサンドでリセット時の減ったバクテリアを補う
- パウダーは見た目はカッコいいが水流で舞いやすいため、スモールサイズを選択
- 30cmキューブで厚さ1cm敷く場合、1リットルがちょうど良い
レビューでは、”ビニール片が混入していることがある”と書き込みがあったので、念のため海水で軽ーく濯ぎを行いましたが、特に混入物はありませんでした。
②飼育水を半分程度くみ取る
水槽内のサンゴやライブロックを動かす前に、現状の飼育水を衣装ケースにくみ取っておきます。
この後、衣装ケースにサンゴや魚を避難させるので、戻した時の水合わせのためにも新しく作った海水も衣装ケースに追加します。
③サンゴ取り出し&薬浴
水槽からサンゴを取り出して、害虫等が付いてこないように薬浴します。
使用しているのは「コーラル RX プロ」です。
今回はウミケムシ駆除を期待していましたが、入り込んでる場合はあまり効果が無いイメージ。
薬浴後、衣装ケースへ避難します。
④魚を避難
水槽からカクレクマノミとヤエヤマギンポを取り出し、衣装ケースへ避難します。
カクレクマノミは餌で釣って掬うことが簡単なのですが、ヤエヤマギンポは逃足が素早くて苦労しました。。
浅い水槽を上から見るのって、水族館みたいでちょっと好き。
⑤ライブロック取り出し
水槽からライブロックを取り出します。
今回は全て人工ライブロックに入れ替えるので、取り出したライブロックは処分します。
汚ーい!!!
⑥機材取り外し&水槽掃除
外部フィルター、プロテインスキマー、ライト、ヒーターを取り外します。
バクテリアを残すため、今回外部フィルターは掃除しません。
ガラス面はプロレイザーやメラミンスポンジを使ってコケを落としていき、底砂は水道水を足しながら、水替えポンプで水ごと吸いだします。
綺麗さっぱり!!!
⑦サンゴ砂&ライブロック投入
「ばくとサンド」を1リットル=1cm敷いて、飼育水で3週間漬けておいた「マメライブロック」を組み立てていきます。
仮組みしていた形に戻せなくて、結構苦労しました。。
⑧注水&生体戻し
衣装ケースの飼育水と新しく作った海水を入れ、サンゴと魚を戻します。
思ったより白濁りしませんでした。
⑨機材戻して、完成!
大きなトラブルは無く、無事完成。
これを機に前使っていた水流ポンプを復活させて、プロテインスキマーを変更しました。
なんだかんだ1日作業で疲れました。。。
これで害虫に悩まされないようになることを期待です。
おまけ
リセットしてレイアウト変更した理由の一つに「毒性の強いツツマルハナサンゴが他のサンゴに触れないようにする」というのもあったので、ツツマルハナサンゴとウスコモンサンゴを対角線上に離して配置したのですが
数日後
そんなにスイーパー触手が伸びるなんて聞いてないよ!?
水流がスイーパー触手を伸ばす条件に合致してしまったのか、ここまで伸びたのは初めて見ました。
このままだとウスコモンサンゴに接触して白化させてしまうので、ツツマルハナサンゴの位置を少し変更。
違いが分かりにくいと思いますが、無事触手を収めることに成功しました。
それではまた。