海水30cmキューブ水槽のコケ対策の第5弾です。
ライブロックのライトが当たる箇所でモサモサした茶ゴケが目立つようになってきました。
水換え時にブラシで擦っていますが、ほとんど落ちず、これ以上力を入れるとライブロックの方がずれてしまいそう、という状況。
珪酸塩吸着剤を使用することで、増殖スピードを多少抑えることができてますが、時間が経過するとどうしても増えていってしまいますね。
↓ 珪酸塩吸着剤を使用し始めたときの記事
これは道具で除去するより、コケ取り生体の力を借りようと思い立ちました。
お店でどの生体が良いか相談したところ
「貝では表面を舐め取るだけなので、この感じだとカニですね」
と言われ、エメラルドグリーンクラブを勧められて、購入しました。
水合わせ
ホワイトソックスの時と同じように慎重に点滴法で水質合わせを行います。
これはエメラルドグリーンなのかな? 抹茶色では?
そして、投入。
小型水槽なので、あまり存在感を出したくなくて小さめを購入しましたが、効果は如何に。
投入後の様子
基本的に臆病なのか、狭いところが好きなのか、ほとんどはライブロックの隙間で身を潜めていますが、ときどき出てきて、コケをツマツマしている様子が見られました。
お仕事してくれてるようで安心。
コケ取りの効果
結論から言うと、凄まじく効果がありました。
1週間のコケの変化をご覧ください。
多少の茶色は残っているものの、モサモサした部分は消え去りました。
しかも、30cmキューブ水槽とはいえ、全体的にこんな感じです。
さらに
ウスコモンサンゴの影になる部分は褐虫藻が抜けてしまい、モワモワした糸状の海藻(?)が生え出していたのですが、いつの間にかそれらも駆逐してました。
ここまでとは予想外です。
注意点
エメラルドグリーンクラブを入れて万事うまくいったのかというとそうでもありません。
意外と力が強いので、サンゴやライブロックを動してしまいます。
たびたび土台の下に潜り込み、ウスコモンサンゴが傾いてました。
落下まではいっていないのですが、万が一ツツマルハナサンゴに接触したら、毒でやられてしまうでしょう。
やはり、サンゴの接着は必須ですね。
さらに、ツツマルハナサンゴ落下防止のため「マメプラグ」を接着して周りを囲っていましたが、内側から押し出されて剝がれてしまいました。。。
↓ 「マメプラグ」を接着したときの記事
まとめ
ライブロックやサンゴの骨格など固い場所に生えたコケや海藻を取る方法として、エメラルドグリーンクラブが最適解になり得るかなと思います。
一生懸命ツマツマしている姿も可愛いですしね。
海水のコケ取り生体は、淡水に比べてパワーがある気がします。(マガキガイしかり)
その分注意する点もありますが、かなり満足しています。
やはり、コケが少なくなった水槽は見ていて気持ちがいいです。
あれ、キミもっとコケ生してませんでした・・・?
それではまた。