海水30cmキューブ水槽では、ツツマルハナサンゴを飼育しています。
右手前のサンゴですね。
イソギンチャクに似ているため、カクレクマノミが共生しやすいサンゴで、実際にウチのカクレクマノミもツツマルハナサンゴを住処にしています。
また、水流でゆらゆら揺れて動きがあるので、私が好きなサンゴです。
下に固い骨格があり、そこから触手のように柔らかいポリプが伸びるサンゴですが、その筒状の形状ゆえに設置場所に少し苦労します。
そのまま置いても倒れてしまうので、ライブロックの窪みに差し込むのが一番簡単な方法ですが、うまい具合に窪みがあるとは限りません。
少し触れたくらいでは落ちないと思い、こんな感じではめていました。
しかし、ある日外出から帰ってくると・・・
落ちてるじゃないか!
犯人はコケ取り要員としてお迎えしたマガキガイです。
これだけアグレッシブにライブロックを這うので、その拍子に落としてしまったのでしょう。
サンゴをライブロックに接着するのが、確実に落下から守る方法なのですが、一時的にサンゴを避難したい場面があるかもしれません。
なので、小さいライブロックを接着してサンゴを囲う方法を取りました。
今回使った接着剤が「アズージャパン インスタント グルー」です。
即効性があるのは、以前使った「カミハタ 液状接着剤」だと思いますが、水中で使うことができません。
こちらは水中で使うことができるので、初めてですがお試しで購入しました。
小型ライブロックの「マメデザイン マメプラグ」を接着して、ツツマルハナサンゴを囲む形にしてみました。
壁際のため作業しづらくて、接着が雑になってしまいました。。
すぐにはくっ付いてくれなくて、気持ち多めに塗って、しばらく手で押さえておく必要がありました。
あと、白いので目立ちますね。。
ピンク色の「デルフィス ウォータージェル」を上から塗って誤魔化しましたが、あまり変わってないので、接着面にもう1個「マメプラグ」を接着して隠してもいいかもしれません。
とりあえず、ライブロックでツツマルハナサンゴを囲う形にはできたので、簡単に落とされることは無く、移動しようと思えばできる理想の状態にできたでしょう。
もうちょっと即効性があって、水中で使えて、目立たない接着剤が欲しいなと思いました。
それではまた。