川の流れるアクアテラリウム作成の第7回です。
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コケの植栽
陸地に埋め込んだり貼り付けたりした「活着君」にコケを植栽していきます。
ピンセットを使って植えていくだけですが、ポイントは
- 「活着君」の繊維に引っ掛けるようにコケを植える
- 「活着君」を濡らしておくと植栽しやすい
- 土と違って深く植えられないので、コケは短めにカットしておく
川周辺のコケを植栽しました。
コケの種類の選定については後で記載します。
「サイレントフロー」を隠している崖部分にも風山石を接着します。
後でフィルター交換できるように蓋はちゃんと外れるようにしてあります。(壊れないように外すのが苦労しますが)
崖にもコケを植栽していきます。
陸地のコケ植栽完了!
テラリウムっぽくなってきました。
天井部分が平たいのは、水槽に蓋ができるギリギリラインを攻めているからです。
観葉植物の植栽
右手前部分に観葉植物を植栽します。
こちらも土は使わず、ハイドロカルチャーでやってみようと思います。
- アスパラガス・プルモーサス・ナナス
- ハイドロボール
- 根腐れ防止剤(ミリオンA)
- 底が見えなくなる程度に根腐れ防止剤を入れる
- その上に1/4程度ハイドロボールを入れる
- 容器に入るようにアスパラガスの根っこを適度に切り、周りの土を取り除く
- アスパラガスを入れる
- 周囲にハイドロボールを入れてアスパラガスを固定する
ハイドロカルチャーとして、あまり推奨されないかもしれませんが、さらに「活着君」を敷き・・・
シノブゴケを置いて、茂みを演出します。
陸地完成
設置予定場所まで移動して、これで陸地はほぼ完成です。
コケの種類について
最後に植栽したコケの種類と選定理由を記載します。
といっても私はコケ初心者なので間違っていることを書いているかもしれません。
使用したコケはこんな感じ
レイアウト的な用途で分類分けします。
1. 背が低いコケ
芝生や、石と石の隙間にこっそり生えているような演出ができるコケです。
- タマゴケ
星形に開く姿がかわいいコケ。比較的湿気を好むため川の周辺に使用。
- ホソバオキナゴケ
芝生演出としてよく使われるコケ。直接水がかかるのを嫌うため崖側に使用。
2.背が高いコケ
背が高い茂みや背景として演出できるコケです。
- カモジゴケ
葉の密度が高めで濃い緑色をしている。茂みとして使用。
- シッポゴケ
背が高く細め。背景として使用。
3.横に這うコケ
- シノブゴケ
小さなシダのように見える繊細に枝分かれするコケ。アクセントとして使用。
- コツボゴケ
ツルのような見た目をしている湿潤な環境を好むコケ。後に使用。
- ムチゴケ
Y字に広がり平たいウロコのような見た目をしている湿潤な環境を好むコケ。後に使用。
次回は水辺を作って、水を入れていきます。
それではまた。
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