川の流れるアクアテラリウム作成の第9回です。
↓ 前回の記事
前回で概ね完成しましたが、気になった点と手直しについてです。
陸地の内部が丸見え
スリム水槽で川の流れるアクアテラリウム作ったため、陸地の内部が水槽正面から丸見えの状態です。
このままでもアリな気もしますが、隠してみたらどうなるか見てみましょう。
素材をいくつか試してみました。
- スチレンボード
土台作りで余ったスチレンボードを使って、目隠し板を作成。
色は悪くないのですが、素材のせいかどことなくチープな印象・・・。
- 板紙
無印で購入した写真用アルバムの表紙に使われていた板紙をカットして作成。
素材はしっかりとしてますが、色がイマイチ・・・。
- 床タイル
木目調になっている貼り付けるタイプの「床タイル」を使いました。
クッション性があって簡単にカットできる素材です。
厚みのクッション部分が白いのが気になるので、マジックで茶色に塗りました。
木の板を貼っているみたいで、同じく木目調の棚ともマッチして良い感じではないでしょうか。
コケが黒くなる
コケ植栽から3週間程度経った様子です。
川の周辺に植えたタマゴケが黒くなっていますよね。
原因は川から染み出した水に浸ってしまったことだと思われます。
これは、川の作成段階で水漏れを十分に確認できていなかった私のミスです・・・。
水漏れの修正は今からでは厳しいので、コケを水に強い種類に変えました。
- コツボゴケ
ツルのような見た目をしている湿潤な環境を好むコケ。
- ムチゴケ
Y字に広がり平たいウロコのような見た目をしている湿潤な環境を好むコケ。
蓋を付けるとガラス面が結露する
コケの湿度を保つ方法として水槽の蓋を作成して付けたのですが、すぐにガラス面が結露することが判明。
川の流れで水を動かすことで特に蒸発スピードが速くなるようです。(川を止めているときは結露しない)
鑑賞としては良くないですが、乾燥しやすい右奥の丘の方は特に蓋をしていた方がコケの調子が良かったので、蓋有りと蓋無しでローテーションしてます。
ちなみに、蓋は「アクリルショップはざいや」さんでオーダーメイドしました。
海水水槽でも同じように作成していて、その時の記事はこちら ↓
水辺に落ちる水が少ない
水辺に落ちる水の勢いが思ったより少なく、もう少し滝になることを期待していたのですが、チョロチョロといった感じです。
おそらく、石の隙間に水が流れ込んで戻ってしまっているのではないかと思われます。
水辺に落ちる滝部分はもう少し垂直に石を配置した方が勢いが出たかもしれませんね。
後々、強い水流を好まないメダカを入れるときを考えて、今のところはこのままで良いかなと思うことにしました。
作ってみて初めて気づくことが続々出てくるので、次アクアテラリウムを作成するときのスキルにつなげていきたいです。
次回は完成とまとめ回です。
それではまた。