淡水海水30cm生活

淡水海水30cm生活

小型水槽による熱帯魚の飼育記録

サンゴの接着に「DD アクアスケープ」を使ってみた

突然ですが、私はサンゴをライブロックに接着するのが苦手です。

接着したつもりでも、いつの間にかポロっと取れてしまっているんですよね。

 

例えば、この先日通販で購入したカクオオトゲキクメイシ。

若干ライブロックの端ですが、以前ショップでおススメされた「ZOOX アクアリウムグルー」を使って接着していたつもりでした。

 

3日後、帰宅するとスタポの上に落下しているカクオオトゲの姿が・・・。

夜しか姿を見せないエメラルドグリーンクラブも興味津々。

 

おそらく、マガキガイかエメグリが押して落下させたのだと思いますが、そこまで力が強いわけではないはず。

では、なぜ接着できていないのか?

サンゴ側には白く固まった接着剤が付いていますが、ライブロック側には接着できていないようです。

熟成しすぎたライブロックが接着剤をはじいているのかもしれません。(元は「マメライブロック」なんですけどね)

 

その後再度接着させても、落下を繰り返しました。。。

 

そこで、初めて”パテタイプ”の接着剤(ボンド)を使ってみることにしました。

「DD アクアスケープ」です。

色は石灰藻カラー(パープル)とグレーがありますが、石灰藻カラーにしました。

 

中には2種類のパテが入っています。

 

使い方を簡単に説明しますと、まず2種類のパテを必要な分だけ同じ量ちぎります。

 

2種類のパテの色が混ざるまで5分程度練り合わせます。

手にくっ付くので手袋を推奨します。

 

混ぜ合わせてから硬化し始めるまで20分くらい猶予があるので、その間に接着したい物同士に練りつけていく感じです。

 

あわよくばライブロックを拡張できればと思い、試しに「マメプラグ」をくっ付けてみました。

しかし、硬化し始めるまでは「マメプラグ」を支えることができそうにないので、少しだけガラス面にもたれかかる形になってます。

 

水中でも接着できるのが良いところなのですが、水中で練りつける動作をし過ぎると粉が舞います。

多少は生体に問題ないはずですが、舞い過ぎた場合は水替え推奨です。

 

1日経つと完全硬化するとのことで、試しにピンセットでつついてみたらカチンコチンになってました。

 

問題なさそうなので、カクオオトゲも接着してみました。

 

その後、1か月経ってもカクオオトゲが落下してないので、やっと安心できそうです。

 

ちなみに拡張マメプラグについては・・・

マグネットクリーナーでガラス面掃除中にぶつけてしまい、パキッと行きました。。

元々無理のある付け方をしていたのと、人為的な衝撃にはさすがに耐えられなかったようです。

 

「DD アクアスケープ」の良いところと気になるところについてです。

良いところ

  • 接着力が強い
  • 水中で使える
  • 石灰藻カラーで目立ちにくい
  • パテなのでライブロックの穴埋め的な使い方もできる

気になるところ

  • 硬化するまで時間がかかる
  • 水中で作業すると粉が舞う
  • ちょっとめんどくさい

 

総評として、かなり良い製品だと感じました。

こんな時に今後も使っていこうと思ってます。

  • 普通の接着剤では接着力が足りない
  • 水中なので「カミハタ 液状接着剤」が使えない

 

それではまた。

 

 

にほんブログ村 観賞魚ブログ 水槽へ
にほんブログ村