海水30cmキューブ水槽のエダコモンサンゴの先に茶コケが出てしまい、広がり始めていました。
コケが出ている箇所と向きから推測すると、原因は外部式フィルターの排水口からの水流を左側から直接受けたことで、その箇所が弱ってしまったためと思われます。
サンゴには適度な水流が必要なため、水流ポンプで対応できない範囲をカバーする目的で排水口は敢えてこの向きにしていましたが、水流が直接当たりすぎてしまったのでしょう。
手でかざした感じではそこまで水流を感じられなかったのですが、ダメージが蓄積されていたようです。。
そこで排水口のフローパイプを変えてみました。
以前購入してストックしていた「DOOA ストリームパイプ オーブ P-2」です。
これならば出口の球体部分で水流がスピンして、勢いを抑えつつ上方向に出るようになります。
入れ替えてみたは良いのですが、排水口が意外と下に来てしまうので、水面を叩くくらいの高さに調整しました。※セロハンテープ(仮止め)
これで水流が直接当たることは無くなったはずです。
様子見の一週間後・・・
写真では分かりづらいですが、茶ゴケの広がりは止まりました。
しかし、残念ながら消滅には至っていないので、あとはエダコモンサンゴの回復力に期待です。
小型水槽でサンゴ飼育する際に特に頭を悩ませるのは、”水流”だと思っています。
狭い空間で水流を作ろうとするとどうしても、強かったり、範囲がピンポイントだったりしがちです。
サンゴの種類で最適な水流が変わり、置く位置で当たる水流が変わるため、これからも試行錯誤していく所存です。
それではまた。