淡水海水30cm生活

淡水海水30cm生活

小型水槽による熱帯魚の飼育記録

宙ブロックを作成してみた

海水30cmキューブ水槽に少しずつサンゴを追加してきましたが、そろそろ置き場が無くなってきました。

 

もし今後、気に入ったサンゴやお買い得なサンゴを見つけたときのためにサンゴの置き場が欲しい。

 

しかし、30cmキューブ水槽では物理的に限界があります。(サンゴ同士の接触も気にしないといけない)

また、フラグラックは人工物感が出るのであまり置きたくない。

 

そんなわけで「宙ブロック」を自作してみました。

 

「宙ブロック」とは・・・

サンゴの置き場を確保するために、人工ライブロックをマグネットを使って水槽壁面に取り付けられるようにした物です。

アクアリウムトールマンで作成、販売されています。(おそらく他のお店でも似たような物があります)

www.youtube.com

 

左奥の角のわずかな隙間に取り付けたいので、今回は小型の「宙ブロック」を作成してみたいと思います。

 

丁度よい大きさや形のライブロックはそうそう無かったので、「マメプラグ」を組み合わせて作成することにします。

 

 

まず、「カミハタ 液状接着剤」を使って仮止めします。

 

 

そしてその上から、前回紹介した「DD アクアスケープ」を付けることで、補強すると共につなぎ目を自然に見せます。

 

 

ガラス面にくっ付けるための磁石ですが、板状のネオジム磁石を使ってみました。
購入したのは60x10x3mmの4枚入り。

右のは両面テープなので使いませんでした。

 

 

一応、ガラス面を挟んで強度テストをします。

強い力で挟んでいるのでこの時点では問題無さそうです。

 

では、この磁石をライブロックに埋め込みます。

まず「DD アクアスケープ」の2種類のパテをちぎって、混ぜ合わせます。

 

磁石を埋め込んで包み込みます。

この作業をする土台は、平らで曲げられる物が良いです。(これはファイルですが下敷きでも良いかも)

 

平らを崩さないように、磁石が飛び出ないように気を付けながら、ライブロックに練り合わせていきます。

 

急ぐ必要はないですが、完全に硬化する前に設置面を剥がしておきます。

ここがガラス面に貼り付ける箇所なので、平らなことが重要です。

 

完全硬化するまで、どこにも触れないようにしつつ1日待ちます

 

固まったことを確認し、ガラス面にくっ付けてみます。

お、浮いてる浮いてる!

 

ガラス面を挟んでネオジム磁石1個同士では、ライブロックを支えるには強度が心もとなかったので、外側を3個にして計4個使用

これでもフラグサンゴを置いてギリギリくらいの感じでした。

もっと安全を見るなら、もう少し数を増やすか、大きい磁石にした方が良いかもしれません。

 

それと、ウスコモンサンゴが少し隠してしまっていたので、ニッパーでそぎ落とします。

 

完成!

見栄え的に悪くないなと思ってます。

フラグサンゴ3個くらいは置けそうです。

置くとしたらカクオオトゲかマメスナかな~。

 

サンゴ置く場所の確保にこんな裏技があるよということで。

それではまた。

 

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