今回は淡水30cmキューブ水槽の作成風景を紹介します。
30cmキューブで作った2代目の淡水レイアウトで、2018年10月に作成しました。
レイアウトイメージ
恐竜の時代をモチーフとしたレイアウトです。
あるアクアリウムショップさんで見たレイアウトが気に入り、参考にして作成しました。
土台作り
水槽内で石を動かして配置の構想をしていると、水槽にキズを付けてしまう危険性があるため、まず同じ大きさに区切った段ボール枠を作成。
木化石を配置してみて、イメージが合うところを探ります。
奥行き感を出すために、奥に行くにつれて石を高く配置する必要があるので、一時的に溶岩石を下に入れて、配置イメージを確認しました。(不安定なので最終的に取ります)
底上げ用の土台として、私は上部フィルター用のマットを加工して、段々畑のように配置。
使用したマットは「サンミューズ ファインマット」で、ほど良い固さと厚みがあります。
上部フィルター用マットを使う利点は
- 加工しやすい
- 軽い
- 水槽に入れても悪影響がない
注意点は、ソイルや化粧砂を入れる位置のマットは底まで極力削る必要があることです。
そうしないと、水草を植えるソイルの深さが確保できなかったり、化粧砂が崩れたときにマットが見えてしまいます。
レイアウト素材を配置
水槽に実際に木化石を配置します。
そして、ソイルと化粧砂を入れていきます。
ソイルは「JUN プラチナソイル」、化粧砂は「PIXY SAND」を使用しました。
「PIXY SAND」は見た目が作りたいレイアウトイメージにマッチしており、今現在でもウォーターローンやクリプトコリネが問題なく育成できているので、おススメの化粧砂です。
ここでソイルや化粧砂に傾斜を付けてますが、時間経過で水平に崩れてきてしまったので、後で堰き止めるための仕切りをしてます。
黒いファイルを切り取った板を挿入し、目立たないように溶岩石で隠しました。
完成
水草を植栽して完成です。
この時使用している水草は
ウォーターフェザーは、細切れにして木化石に専用接着剤で接着しています。
シダっぽい見た目の水草を集めたので、なんとか恐竜の時代っぽくなっているのではないでしょうか。
作成した後でわかる改善点がたくさんあるので、レイアウト技術が上がるように精進したいと思います。
それではまた。