海水30cmキューブ水槽で飼育しているカクレクマノミの尾びれが大きく欠けてしまいました。
1日でこうなったわけではなく徐々に欠けていき、元気ではあるのですが、原因は不明です。
ともあれ、トリートメントは必要だろうということで、不慣れながら淡水浴と薬浴をしてみました。
ウチのカクレクマノミは警戒心が強いため苦労しましたが、餌で釣ってなんとか捕獲成功。
淡水浴
カルキ抜きをした水道水に、phショック回避のため「デルフィス バッファーpH/alk」をひとつまみだけ入れてます。
淡水浴を2分間実施します。
薬浴用の水を作成
前もって薬浴用の水を作りますが、使用した薬は「グリーンFゴールド顆粒」。
有名な治療薬ですが、使用量が難しいです。
1袋2gの粉末が3袋入っているのですが、使用量は水32~40Lあたり1gとあります。
1袋で水64~80L分使える計算になりますが、そんなに必要ありません。。
分けるにしても2gの粉末を等分するのは厳しい。
そこで先人の知恵を借りて、グリーンFゴールド水を作りました。
単にペットボトルに水とグリーンFゴールドを混ぜ合わせただけです。
こうして嵩増ししてからなら当分できます。(均等に混ざっている前提になりますが)
今回薬浴に使用する水は7Lなので、1袋分をだいたい10分の1すれば良い。
これは1.5Lペットボトルなので、150mLを使用しました。
有機物があると薬の効果が下がってしまうらしいので、薬浴用の水は飼育水ではなく、新しく人工海水で作った水になります。
薬浴
淡水浴が終わったら、作成した薬浴用の水に入れます。(エアレーションとヒーターも忘れずに)
これを1日実施しました。
水槽に戻す
次の日、水槽へ戻しました。
体力が落ちた様子もなく、すぐに餌に食いついていたので問題なさそうです。
1週間後
様子を見ていましたが尾びれの欠けが引き続き進行。。
再度、淡水浴と薬浴を実施しました。
ショップさんのアドバイスもあり、今度は薬浴を1週間続けて実施。
1日以上薬浴を実施する場合は薬の効き目が落ちるので、1日毎に新しく薬浴用の水を作ります。
再度水槽に戻す
1週間空けての水槽へ帰還。
薬浴中は尾びれ欠けの進行は無かったようです。
復活してくれるか様子見します。
それではまた。