今回は怪奇現象についてです。
いつもついサボってしまいますが、久しぶりに水槽のPH測定を実施しました。
すると海水30cmキューブ水槽でありえない値を観測・・・
PH 6.1!?
海水水槽の理想値はPH 8.0程度なので低すぎです。
PH 6.1となると水草水槽でちょうどいい感じの値です。
さすがに測定器の故障を疑ったのですが、
淡水30cmキューブ水槽の水を測るとPH 6.8(ちょっと高いですが)、水道水を測るとPH 7.0なので正常な値を示しています。
海水30cmキューブ水槽の水替えを1/3程度実施すると・・・
PH 6.4で少し上がりましたが、それでも低すぎる。
残る手段としては、PH校正液で測定器を校正してみます。
さらに「バッファpH/アルカリ」を追加しつつ、さらに水替えをして、測りなおすと・・・
PH 7.0まで上がりましたが、それでも低い。
そこから2週間程度PHを監視してみましたが、ほぼ同じような値を検出していました。
もし本当にその値なら水槽全体が崩壊していてもおかしくないと思うのですが、大きな異常は無かったので、特に気にしないことにしてました。
そして、PH 6.1を観測してから約1か月後に思い出して、再度測定すると
PH 8.0に回復!
なぜ回復したのか定かではありませんが、その頃はダメになったハナガササンゴ(ピンク)を取り出した時期だったと思うので、もしかして酸性を放出していた・・・?
原因不明で発生し、勝手に終息した怪奇現象でした。
それではまた。