淡水海水30cm生活

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小型水槽による熱帯魚の飼育記録

海水コケ対策① ~「カミハタ ターボツイストZ 9W」を使ってみた~

海水30cmキューブ水槽をリセットしてから少し経って、どうなったかというと・・・

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茶ゴケパラダイスです

底砂やライブロックが茶ゴケの膜に覆われ、光合成による気泡が膜の中に溜まっている始末。

逆に一足早く発生してくれれば、ヤエヤマギンポが☆になることは無かったでしょう。。

対策が必要と考え、殺菌灯を導入してみることにしました。

今回導入したのは「カミハタ ターボツイストZ 9W」です。

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殺菌灯とは

強力な紫外線を海水に照射することで、病原菌を殺菌して病気を抑制したり、コケの胞子を殺してコケを抑制するための装置です。

一般的な使い方は、直接水流ポンプに接続したり、フィルター(ろ過層)の出水口側に接続して使います。

水中に浮遊しているコケの胞子を殺すわけなので、すでに生えているコケには効果がありませんが、最初に手作業でコケを取り除いておけば問題ありません。

今回、殺菌灯を使うのは初めてなので、効果があるかは正直半信半疑です。

 

殺菌灯の設置

「カミハタ ターボツイストZ 9W」を組み立てて設置していきます。

意外とでかいです。

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取扱説明書を読みながら、一度分解し、石英管にひび割れ等ないか確認します。

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紫外線を照射するUV放電管をソケットに差し込むのですが、これがかなり固い。。

マイナスドライバーで広げながらなんとか差し込みました。

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個別に取り外し可能なように、「エーハイム ダブルタップ」を付けておきます。

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外部フィルター「エーハイム クラシック2213」の出水口側に接続しました。

吸水口 ----- 外部フィルター ----- 殺菌灯 ----- 出水口

という感じですね。

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水槽台は「KOTOBUKI プロスタイル300/350SQ」を使っているのですが、背面が空いている所に横向きにして突っ込むと、少し飛び出るものの、うまい具合に配置できました。(他の方のblogを参考にしました)

手前の青いランプが付いていると照射できているというサインです。

UV放電管は1年に1回程度交換が必要なようです。

 

殺菌灯の効果

コケ掃除してから1週間放置した状態を「何もなし」と「殺菌灯あり」で比較します。

※リリィパイプと水流ポンプは殺菌灯設置後のみ掃除したので無視してください。

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 うーん・・・気休め程度しか変わっていないような。。

効果が分かるようになるまでもう少し時間がかかるのかもしれませんね。

 

水温上昇について

ウチは水槽用クーラーは付けておらず、エアコンによる室温管理なので、殺菌灯を付けたことによる水温上昇が心配でしたが、ほぼ同じ室温の時に比較してみて、ほぼ水温は変わってませんでした。

公式には「約1度の水温上昇が起こる」と記載されているので環境によって結果は異なると思います。

 

まとめ

殺菌灯のみでコケ抑止効果はあまり期待しすぎない方が良いかもしれません。

もう少し使い続けていると効果が表れてくるのかもしれません。

白点病などの病気抑制にも効果があるはずなので、設置して無駄になることはないでしょう。

他のコケ対策も考えていく必要がありそうです。

それではまた。

 

 

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